中高年の哲学対話・運営マニュアル

*あくまで一つのモデルとして、参考に資するために掲載する。(実際には必ずこのようにしなくてはならないということはなく、柔軟に実施する。)
 
*進行上の内容というより形式に着目する。形式のスタンダード化・シンプル化を目指し、
 
それによって内容の面の充実を図りたい。
 
 
 
Ⅰ 開始前
 
 *30分くらい前から準備する。
 
 *15分くらい前から開場する。
 
 *参加者にセッティングを一緒に手伝ってもらうのもいい。(最初は机を使うことが多い。)
 
 *名札(今日呼んでほしい名前)をA4の紙で作ってもらう。できるだけ大きな字で書いてもらう。
 
Ⅱ 開始
 
 (進行役の言葉)
 
 みなさん、こんにちは。今日の進行役の〇〇です。よろしくお願いします。
 
 今日のテーマは「 」です。
 
 「私の今の気持ちは、~ 」
 
Ⅲ チェック・イン
 
 全員に以下のようなことを第一声として発言してもらう。
 
①    今日呼んでほしい名前
 
②    今の気持ち
 
③    その他
 
Ⅳ ルール説明
 
 省略しないで、毎回、丁寧に説明する。
 
Ⅴ 問い出し
 
 *全部で10くらいの問いを出してもらうことを目安にする。
 
 *A4の紙を横にして、大きな字で書いてもらう。
 
 *まずは一人ひとつの問いを出してもらう。(出さなくてもよい。)
 
 *順番に、問いの簡単な背景を含めて、発表してもらう。
 
 *似たような問いの人がいたら、続けて発表してもらう。
 
 *参加人数が少なく、問いが少ないようであれば、フリーにもう少し問いを出してもらう。
 
Ⅵ 問いの整理
 
 *多少、問いの分類・整理を行う。
 
  *明らかに同じような問いは一つにまとめる。
 
 *問いのブラシュアップが可能な場合はみんなで行う。
 
  *無理にまとめようとしなくていい。
 
 *自らが出した問いの表現を修正したい人は行う。
 
Ⅶ 問い決め
 
 *一人3つ(または2つ)を選び、手を挙げて、多数決を取る。(自分が出した問いに手を挙げてもいいとする。)
 
 *上位に選ばれた2つで、決選投票をする。
 
Ⅷ 対話準備
 
 *椅子だけになって、みんなで一つの輪を作る。(できるだけきれいな円になるように詰めて座る。)
 
 *各自の前の床に、自分の名札を置く。
 
 *対話のルールをもう一度簡単に言う。
 
 *「自分が手を挙げなかったものにテーマが決まったとしても、どうぞ遠慮なく自由にお話しください。」
 
 *コミュニティ・ボールを使う場合と使わない場合がある。
 
Ⅸ 対話
 
 *今日、投票の結果決まった問いを出した人から、なぜその問いを出したかなどについて、話の口火を切ってもらう。最初に、他の人からの質問を1,2個受けてもいい。
 
 *対話の時間中は、ルールに則り、できるだけ安全に自由に、考え、対話ができるようにしていく。
 
 〈沈黙について〉
 
 「沈黙はいいものですよ、考える時間を大切にしましょう。」
 
 「まだあまり話していない人で、別の話題でもいいですから、話したい人はどうぞ。」
 
 ・進行役がそれまでの対話の内容や展開を簡単にまとめて話してもいい。
 
 *時間が来たら、終了する。
 
Ⅹ チェック・アウト
 
 次の3つのうち、どれかを(全部でもいい)紙に書いてもらい、順次発表する。
 
①    新たな気づき
 
②    新たな問い
 
③    感想
 
Ⅺ 終了
 
 *お知らせ
 
 *お礼、感謝の言葉
 
 *参加者全員で後片付けをする。
 
 *終了後、会場は30分ほど使用できるといい。対話の余韻を感じたり、おしゃべりをしたりできる余裕がほしい。